血判状(血判書)の書き方

ある機会から血判状というものを書いたので、今日はそのやり方を紹介します。

血判状ってなんですか?ということを説明しますと、自らの決意表明のしるしとして、紙に誓約の言葉を書いて署名し、自らの指を切って血で拇印を押したもの、となります。

ここでの目的は、あくまでも何等かの目標を達成するため、自分が「やるよ」という、自分に対しての決意の表明です。
この血判状はあるセミナーで語られていたモノなのですが、オイラは極度のめんどくさがりで、本気で何かをマスターしようと思った場合、なるほどこういった儀式をやっておけば気が引き締まるな、と納得したので、書いてみました。

ですから、これは例えば他人から「オレに対して血判状を書け!」と言われて書くものではなく、オイラなら相手が誰だろーが理由があろーがなかろーが、そういう事を言われたら、そいつの鳩尾にドスンと拳をめり込ませるか、足を引っ掛けてバンッ!と後ろに落とすでしょう。

あなたも書くなら、何かのスキルをマスターする、自分のための決意表明として書いてみて下さい。

では、実際に書いてみましょう。
パソコンで打つよりも、手書きの方が良いです。

タイトルを書く

で、書き方ですが、タイトルは自分に対して誓いを書くので、内容に関わらず、すべからく「誓いの書」でOKです。

テキストを書く

誰が(俺が)、誰(何)のために、何をするか、また、期限を設けるなら期限を書き、作成年月日を入れ、署名します。

血を出して、拇印を押す

血を出して親指でバンッ、と拇印を押すのですが、ここでの問題は、朱肉となる血の出し方です。

ネットで調べると、「短刀の先を指に突き刺して」といった記述があったので、親指に直接カッターで刺したり、包丁で刺したりしてみたのですが、親指の皮膚って結構丈夫に出来てるのですね。
ゴムゴムしてて、軽く刺しただけでは血が出ません。

かといって、横にスッと引いて切るのも結構力をかける必要があって、勢い余ってホネまで行ってしまいそうで躊躇してしまいます。
もっと良い刃物が必要だ。

他の人の意見で「安全ピンを使うといいよ」という話があったので探したのですが、安全ピンは見当たりません。

で、切れ味の悪い刃物で30分ほど格闘し、他に何か無いかと探した結果、製図用コンパスの針でブスブスブスと3個所刺して血を出し、ギューと絞って、さらに指全体に血を伸ばして、やっと押せました。
・・・格好良いやり方ではないですね。

スマートな押印のやり方

で、もっと楽な方法はないかな、とググってみたところ、ありましたね。
しかも、痛みも少なく、片手で血を付けて押印出来るスマートなやり方が・・・

①まず、左手薬指の甲、爪の上あたりを刃物でチョン、と切り付けます。
②出てきた血のところに親指を付けてヌリヌリします。
③バンッ、と押印します。
参考:血判の作法とは

実はこれが正式な作法らしいです。次からはこの方法でやろう。
先人の知恵って素晴らしい!

本日は以上でございます。

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