前回の内容で問題となった、余剰の解決策を思索してみます。
現在、米ドル、円、ユーロで大規模な金融緩和が行われて、お金と商品の供給は山ほどあるのですが、結局のところ、それに見合った需要が喚起されない限り実体経済は上向かないので、そのうち破たんする(もう破綻しているのかもしれない)といった状況にあります。
その問題を御破算するために、最大の需要を喚起するものとして戦争(スクラップアンドビルド)が起きるのであり、これは歴史上、人間界において、経済が破たんすれば必ず繰り返す自然法則であり宿命である。そして、それは近々世界のどこかで起きるんじゃないか?という事を、前回の中で述べました。
ここまでが副島氏の著作から得られた情報で、そのスクラップアンドビルドのための戦争の回避策として、ポストモダン社会への移行方法を考察してみたのが、今回の記事です。
(私は、リバータリアンが多数派になったとき、ポストモダン社会に移行するんじゃないか、と考えています。)