Above The Law
「いかさま司法」の、桜をめでる島国で、大晦日に、濡れ衣被告のカルロス・ゴーン氏がレバノンへGone。
アメリカと中東諸国との関係が緊張状態にあった1970年代。アメリカ人旅行者のビリーはトルコにて麻薬所持・密輸の罪で捕まり、現地の過酷な刑務所への4年間の投獄を宣告される。そして3年後、ビリーは何とか耐え抜いて釈放の日を心待ちにしていたが、裁判のやり直しで刑期が30年に伸びることとなってしまう。
ビリーは刑務所の仲間から、「この刑務所に入ったら、半病人になるか、“深夜特急に乗る=脱獄する”かだ」と言われ、脱獄を決意する。
日本では、有能なビジネスマンだと、経営のRATIOをガン無視して官僚組織の犬になるか、罪人になるか。オモテムキ自由民主政治でも、構造上のジレンマを抱えた法体系ゆえ、国家中枢のマインドは戦前レベル。タイホされたら推定無罪が効かない土人の国。濡れ衣だろうが何だろうが、検察官の上司忖度と出世のため、99%有罪判決。
彼はどうやって「いかさま司法の土人の国」を抜け出たのか?
無罪請負人曰く「よほど巨大な組織の協力がなければ不可能」と。
ところで日本の司法が「いかさま」であるというのは、全て現行法で論理的に説明できる。てゆーか、ホーリツ書いて運用してる連中こそが違法な存在なのだ。(憲法第15条及び国家公務員法)
日本は「治外法権エリア」があるからねぇ。Above The Law (法を超えた)な連中は実在するし、ある筋によれば彼は奉公衆の一人。Midnight Expressを使ったんだろ。
Above The Law で思い出すのが、2018年11月8日。ゴーン氏逮捕の11日前、国会・皇居と、霞が関との間を、器用に低空飛行した、エール・フランス293(憎み)便。
そもそも法律は「法」(法則)ではない。日本では法律・条令は「官僚の作文」に過ぎない。真に重要なのは法則だ。土人の作文に対してコンプライアンスなんて、「あほくさ」である。
ゴーン氏はぜひ体験を映画化し、世界公開してほしい。
日本の天下り官僚達の実態を織り交ぜて。