「本当は恐ろしいアメリカの思想と歴史」からの続き。
今、アメリカで起こってる事。びっくり箱を、トランプが開けるかどうか。
人権主義思想時代の血判状
歴史は何者かによるカリキュラムに沿って、意図的に体制を作っては壊され、作っては壊され、を繰り返してきた。しかし、カネと名誉と肩書の為なら、己の信念を捻じ曲げてもお仕事を遂行する、カネで雇って多動力を発揮する奴らを、どうやってコントロールに置くか?という問題がある。不要になった時、どうやって直ちにその地位を放棄してもらうか?数が多いと大変なのだ。
今や、弱者救済の平等主義、人権派がメインストリーム学問で、エリート優勢な中、出世競争、ステータスゲームに邁進する者たちに対し、「ハイ、このカリキュラムは終わったので、あんたは退職してね!」で、どいてくれる訳がないのである。特に、企業でいえば部課長クラスの頭数の多い連中なんかは、前例主義でアタマが固まってって、説得が無理である。数が多すぎるのだ。必ず問題になる。更に、マスコミに騙され、エリート階級を信じ切ってる大衆を、どう扱うかという問題がある。
ところが既に、手は打たれているのね。というか、勝手に彼らが勘違いするようにこそ、陰謀論や都市伝説が存在する。王族などの根源支配層は「悪魔崇拝」だと。
たとえば、あなたが目出度くお声がかかり、エリートの仲間入りしたとする。すると、かつてはエプスタインとかいうおっさんが、プライベート・ジェットでやってきてた訳です。「支配層だけの楽しいパーティがあるよ。あなたも参加しないと駄目だよ」と。そして夢の島で開催されるパーティに参加すると、「なるほど、支配層とはこういうものなのか!」と、驚嘆するに違いない。でも、彼らはそれにハマってしまうはず。ノーマルなセックス禁止のローマカトリックの坊さん達がハマったように。
でもね。何故か証拠がいろいろと残っちゃう訳ですよ。それが「血判状」なのだから。だからといって、気前よくプライベート・ジェット廻してくれたおっさんを、殺しちゃダメですよねぇ。日本のエリートは関係ない、なんて言っちゃダメですよ。いったい誰がアメリカの民主党やネオコンにカネ廻してたの?
マスコミ通じ、メインストリーム思想を支持した一般国民も加担してしまったという、この恐ろしさが解る?