太陽の形をした、高度な滑稽

不条理とは、何よりもまず高度の滑稽である。

三島由紀夫氏が語っていた疑問。「日本ではなぜ内発的な革命が起きないのか?天皇制があるから革命が起きないのか?それとも革命が起きないから天皇制があるのか?」
私見では、天皇制は関係ないというか、既に政治から外れてしまったので、論じる必要が無いのでは?と思う。何とか生活出来るうちは、革命は起きない。誰も、割に合わない事はやりたくない。

まず、革命を起こす側(民衆)の、心理的な変化が必要。
順に並べると、悲劇→悲しみ→不条理感→懐疑→怒り→敵意→憎悪→復讐心。こんな感じ。
感情のベクトルが、最終的に既得権を倒すところへ向かう。
しかし、それだけでは無理で、新機軸となる「思想」が用意されていることが必要。そして誰かが扇動する。新しい思想のほうが「割に合う」と皆に判断されないとダメ。

最初から、理詰めの話で、「ハイ、そうですか」と皆が納得すりゃぁ、話は早いのだが、そうはならないのである。回りくどいシナリオ演出が必要。そういうのが、後々、詮索されて、陰謀論と呼ばれる。

歴史上、革命のトリガーとして知られてるのは、ヨーロッパでの、ペストの大流行。神に祈っても治らないもんだから、それまでの常識が壊れた。

ところで、更に勢いが付いた、太陽型ウィルス。陸の孤島、シャッタード・アイランドとなった武漢の様子は、まるでアルベルト・カミュの小説、「ペスト」の舞台の街のようだとか。
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