2020年は「あらゆる偶像が壊れる」を予想。国家(社会)も法律も金融経済も権力も権威もみーんな偶像。
昨年末、被告扱いで逃亡したカルロス・ゴーン氏曰く、日本国の司法制度は、「’Rigged’ Japan Legal System」(いかさま司法制度)。
メインストリームである事、それ自体が罪
世界の主要国、日米欧、社会主義の中国含め、国家政治のしくみの根源は、キリスト教聖書。自然法論。「近代市民社会」の発祥はヨーロッパだから、例えその国家が反キリスト教であっても、現行国家行政法治システムの内容は、すべからく聖書ベースなのである。
特に日本は、憲法を除く法律の原理原則が、戦前のカトリック教義。
法律=クソ
ゴーン氏にRigged(いかさま)と言わせた統治システムの歪みも、聖書の記述で原因を辿る事が出来る。
マタイによる福音書第22章
そのときパリサイ人たちがきて、どうかしてイエスを言葉のわなにかけようと、相談をした。
そして、彼らの弟子を、ヘロデ党の者たちと共に、イエスのもとにつかわして言わせた、「先生、わたしたちはあなたが真実なかたであって、真理に基いて神の道を教え、また、人に分け隔てをしないで、だれをもはばかられないことを知っています。
それで、あなたはどう思われますか、答えてください。カイザルに税金を納めてよいでしょうか、いけないでしょうか」。
イエスは彼らの悪意を知って言われた、「偽善者たちよ、なぜわたしをためそうとするのか。税に納める貨幣を見せなさい」。彼らはデナリ一つを持ってきた。
そこでイエスは言われた、「これは、だれの肖像、だれの記号か」。
彼らは「カイザルのです」と答えた。するとイエスは言われた、「それでは、カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい」。
彼らはこれを聞いて驚嘆し、イエスを残して立ち去った。
イエスの言ってる意味を口語訳すると、
「おめーら律法主義者どもは、「神のものだ!」とウソついて皆から十分の一の税金を取り立てるくせに、見せてみろ。なんだ。カイザルの顔を描いてあるじゃねぇか。全部カイザルのものだ!カイザルに返しちまえ!」
という皮肉の言葉。
これが、パウロの言葉では、意味が捻じ曲げられてしまう。
ローマ人への手紙第13章
あなたがたは、彼らすべてに対して、義務を果しなさい。すなわち、貢を納むべき者には貢を納め、税を納むべき者には税を納め、恐るべき者は恐れ、敬うべき者は敬いなさい。
要は、何も考えすに「権威と権力に従え」と。
なぜ180度解釈が変わってしまったか?聖書の起源を遡ると・・・
古代より、権力者にとっては、少数が多数をどうやって支配するかが、最大のテーマ。問題の解決策について、難しい事を言っても、民は理解してくれない。民は考えない。精神的に未熟な民を己に従属させる、シンプルな「理由付け」が必要である。
地球上で最も古い文明、シュメル粘土板の解読によると、
ゼカリア・シッチン 「地球の主」エンキの失われた聖書―惑星ニビルから飛来せし神々の記録 (超知ライブラリー) 徳間書店 (2008/2/1)
彼は、イナンナの領地拡大の企みに対抗することにした。
彼は、復活と不死の問題に、熟考すべき点が多いことに気づいた。
神の神性という概念は彼の興味を大いに引き、自分自身が偉大なる神になると彼は宣言した!
ほとんど人間のギルガメッシュに許可された事柄について、ラー(マルドゥク)は腹を立てた。
だが、それは、王や民の忠誠を維持するための賢い方法だと彼はみなした・・・
半神半人が不死への出入り口を教えてもらえるのなら、わたしの地域の王たちにも、これを適用しようじゃないか!
”第2の地域”でラーという名で知られるマルドゥクは、そう自分自身に言った・・・
わたしの”地域”の王をネテル(アヌンナキ)の子孫にして、”来世”でニビルに旅させよう!
ラーはそう自分の領域で決めた。彼は東を向いた墓を建てる方法を王たちに教えた。
神官/筆記者に長い本を与えた、そこには”来世の旅”について詳しく記されていた。
その本には、”空の船の場所”、ドゥアト(宇宙船基地)へのたどり着き方、そこから”天国への階段”で、不滅の惑星への旅の仕方、”生命の植物”を飲むこと、”若さの水”を飽きるまで飲むこと、について語られていた。
神官たちは、地球への神々の到来についてラーから教えられた。
金は”生命”の輝きだ、とラーは彼らに言った。それは神々の肉体なのだ!とラーは王たちに言った。
ここに福音(神話)捻じ曲げの、初期段階が見られる。教会による政治(神権政治・テオクラシー)の始まり。
また、天国を捏造すれば、反射的に地獄も捏造される。
言うことを聞かない奴には「地獄に落ちるぞ!」と脅す。
善を定義すれば、悪も定義される。価値判断が相対立する、デジタル二元論のスタート。捏造すれば捏造で対抗する。差別が捏造されれば人権を捏造。偶像の捏造合戦がスタート。阿頼耶識→末那識の連鎖、錯誤のバタフライ効果で、現在に至る。
ところでキリスト教聖書というのは、シュメル神話の書き換えだろ。シュメル神話の場面だけ韻を踏みながら、全く違う、子ども向けの、わかりやすい昔話に書き変えた。
「邪悪な蛇」マルドゥクがペテロで、その息子ナブが、パウロの正体。
話を戻し、むかしむかし統治する対象(民)が未熟なゆえ、このような「子どもだまし」で、ニンゲン世界の政治はスタート。しかし皆が子どもだましのウソを信じているうちは良いが、やがてボロが出てくる。少数が多数に「割に合わない」と判断されると、アウト。
イエスの言葉をイマ風に語れば
官僚どもは「福祉のため」なんてウソついて税金取り立てるくせに、自分らだけ優遇しやがって。なんだ憲法に「国民が主権者」と書いてあるじゃねぇか!下僕のくせに。天下り退職者含め、おめーら持ってる金目のもの一切合切、国民に返しちまえ!である。
権力や権威なんて、無駄にコストがかかるだけ。割に合わない。
奴らは「邪悪な蛇」の信奉者。最早メインストリームである事、それ自体が罪。