とうとうカジノ法案成立。どうせ、無理矢理にでも成立するだろうとは思ってた。
マスコミ誘導、カジノ賛成派と反対派に分離。与党と野党で反対意見(正反分離)。野党は「被災地対策を!」と叫ぶが、ひたすら逆を言うだけで、
とりあえずの緊急国債発行、被災地の都市計画を緊急でやり直し、区画整理して安全な地に住宅街作って、開けておいた土地に、世界最高のカジノリゾートを作って、みんなに楽しんでもらって、元を取ろう!
とかいった、中道を行く、建設的発想は出てこないのですね。
賛成派と反対派、常にセットで、利権誘導装置。発想のもとは全て、利権ベース。
反対派は、ギャンブル=カジノを「悪」にしちゃったもんだから、有効活用するにも、引くに引けない。
そもそも、消費税をはじめとする、”税というハウスエッジ”のほうが、よほど無慈悲な複利収奪ですがな。
で、法案が通ったんで、「出来ちゃったもんは、しょうがない」と、これからマスコミは、諦めムードを作る。
次の展開は、リバース弁証法でゆけば、”依存症対策”、ケーサツ官僚あまくだり利権とクスリの処方で製薬医療利権の確保(カス)、といった流れ。
メインストリームは、恐怖心、罪悪感と恥の押しつけ、フォース(強制力)規制マインド。出てくるものは、全てカス。下らねー。
ところで、タイトルの「カッシーノ」というのは、2016年、電通が、「カジノの悪いイメージを変えるため、これからはカジノをカッシーノと呼ぼう!」と報道し、我が国カッシーノ専門家である木曽サンが、ブログで
電通「カジノのイメージ改善の為に、今後はカッシーノと呼称しよう」
木曽崇 | 国際カジノ研究所・所長
2016/6/7(火) 17:38電通さんが妙なことを言い出して、ナンジャソリャと思ったわけですよ。
その裏では、電通株式会社が「カッシーノ」を、ちゃっかり商標登録してた、というオチ。
カッシーノといえば、イタリアの都市名。
郊外にあるモンテ・カッシーノ(カッシーノ山)には、ベネディクト会の著名な修道院 (it:Abbazia di Montecassino) があり、第二次世界大戦の激戦地(モンテ・カッシーノの戦い)としても知られる。
ベネディクト会は、現代も活動するカトリック教会最古の修道会。
カトリック、戦い、とくれば、カトリック総本山の地で、歴史上有名な芸術家によって、描かれた絵。
カッシナの戦い(カッシナのたたかい、イタリア語:Battaglia di Cascina)は、14世紀半ばのイタリアにて、フィレンツェ共和国軍とピサ共和国(en. cf. ピサ)軍の間で行われた戦いである[1]。この戦いを題材にした、ミケランジェロによる未完の作品の存在が知られる。日本語文献では「カッシーナの戦い」[2]「カスチーナの戦い」[3]と表記されることもある。
カッシーノはCassinoカッシナはCascina、呼称がよく似てるけど、違う街なんですね。知らなんだ。
ところで、ミケランジェロがデッサンした「カッシナの戦い」。ルネッサンス時代といえば、この絵も、クソコラ画。カトリック教会らしからぬメッセージが、込められている。
77 50 27のメッセージ。キリストは 聖書の カイン である。
私見では、この暗号、シュメル神話の、農夫カ・イン(カイン)と牧夫アバエル(アベル)の、争いの原因を想起せよ、と伝えている。
エンキの息子マルドゥクが教育してたのがアバエルで、エンキの弟、地球支配者エンリルの子、ニヌルタが教育してたのが、カ・イン。
収穫のとき、自分の子マルドゥクを贔屓したエンキは、アバエルにしか祝福を与えなかった。それが原因で、カ・インとアバエルがケンカになり、カ・インがアバエルを殺害してしまった。
つまり、ここでいう、「キリストは聖書のカインである」とは、争いの原因、エンキのこと。キリスト=エンキさん、ですね。彼は、地球上での争いの原因を、自ら作り出してしまった。負い目を持っている。
で、結局のところは、ニンゲン全般がエンキの子=神の子、であり、既に能力は与えてるのだから、たとえ何か大問題をやらかしても、ありもしない偶像の神に頼らず、「自分で考えて、何とかしろ!」、ちゅうことです。
14世紀半ば、フィレンツェ共和国が戦ったピサ共和国。ピサといえば、斜塔。最近読んだ本で
ここまで書いて、急に思い出したことがある。昔のことに野村證券外国部にいた畑正巳は、和歌山県の先輩で、「地方巧者」といわれた紀州流水利技術者の末裔で、修験サエキの血統を受けてか本人も頭が良い。その畑さんが、「ユダヤ人の論法は論理を幾重にも積み重ねてゆくが、一段ごとに少しずつずらすので、最後にはあたかも”ピサの斜塔”のように、頂上は敷地とかなり離れたところにある」と教えてくれた。
”趣旨をずらす”、というやり方を使えば、正義と公平を実現するはずの法律も、人々に対し、お互いに恐怖と不安と不信感と憎しみを与えあい、共食いを始める、極悪非道な武器へと、変えることが出来るのですね。
「法の裏ワザ」。
本来、支配者層が、未熟な人民の統治のために使ってた裏ワザが、労働者(官僚)や民間人に、上っ面解釈、歪んだカタチで蔓延しちゃった。
裏ワザが、市場を滅ぼす。
裏ワザに気付くというのは、民に法や政治について深く考えさせる。民度が上がる契機としては、有効といえる。しかし、裏ワザが蔓延しだすと、今度はシステムそのものを、抜本的に変えなきゃなんない。
話を戻して、カジノ法案のウラには、「カジノを作りなさーい!」のアデルソンさん。その奥には、ポーカーのプレーヤータイプでいえばルーズ・アグレッシブな不良番長、トランプさんがいる。
私は大統領選挙のころからトランプの本性に気付いて、むしろ、それゆえに期待してたのだが、日本のトップレベル知識人たちも、ようやく彼の「危険な本性」に気付いたみたいだ。
私は、これから、「トランプという男の 本性(ほんしょう)が、ようやく分かった」 を書く。私は、トランプという人間を、どうも見損なってきた。この人物は、私の想像を遥(はる)かに超えて、とんでもない人間なのだ。
このことが、これまで実感で分からなかった。この私でさえ、トランプという 巨大な人騙(ひとだま)しのウルトラ・プロフェッショナルが分からなかった。
私は、ようやく、ドナルド・トランプという人物が、どういう人間か、腹の底から分かった。この人物は、私が、2年前に書き始めて、今では日本国内で、広く語られるようになったことだが、「トランプは、根っからの商売人(しょうばいにん)だ」論などでは、もう済まない。
「トランプは、不動産業、デベロッパーで、歓楽地用の巨大建築物を作るのが専門の実業家で、根っからの経営者だ 」 という、当たり前の言い方をしてきたが、こんなものえは済まない。トランプは、アメリカの 大(だい)暴力団 mobster , gangster の、その 最高幹部なのだ。
トランプは、腹の底から商売人で、ド穢(ぎたな)い 男で、 自分と取引する、すべての人間を、ダマして、必ず、その相手から、取引されたものすべてを奪い取る人間だ。そのように獰猛(どうもう)に生きて来た。
アメリカ人は、その人が、どういう信念(ビリーフ belief )で生きているかを、お互い公表し合いながら生きている。宗教や思想信条についても公表し合っている。 だから、その人が、その人の思想、信念に忠実に発言し行動する限り、決して批判、非難されない。しかし、その人が、その人らしさを、自ら裏切って、おかしな行動に出たら、まわりは、その人を、厳しく批判し、非難する。
トランプの場合、彼の思想、信条は、「 駆け引き、取引(ディール deal )をする人間」 として、公表している。だから、すべてが、取引、駆け引きだ。 だから、この自分の信念に忠実で有る限り、誰もトランプを非難できない。取引、駆け引きの時は、フェア/ アンフェア の ルールの範囲内であれば、どんな手を使っても、許される。 ただし、「相手を完全に、初めから騙すつもり」の cheating チーチング の 域にまで達して行う、騙しは、許されない。トランプは、そのすれすれのところを生きている。
そして、アメリカ国民は、この男を自分たちの指導者に選んだ。 このことが、重要だ。
ゲラゲラ。
ニッポンジンは、これからゲームを遊ぶなら、盤に答えが全部見えてる将棋や囲碁より、カジノへ行って、確率と心理戦の「ポーカー」を遊んで、強くなったほうがいい。
カジノも、使いようによっては、楽しみながらボケ防止とか、知能アップに役に立つ。
話を戻して、トランプさんは、(世間一般的にいう)正義の味方ではない。奥底には、崇高な目的を持ってる(共有している)かもしれないけど。
善悪二元論の近代システム、裏ワザが蔓延してしまった世界へ対し、根源支配層は、「悪にはより強大な悪を」で、トランプを登場させた。
善悪なんて、そもそも善を定義してしまうから、反射的に悪が生まれるんであって、善悪二元論自体、フィクションなんですけどね。
トランプは今の国際政治テーブルで、最強のシャーク。
いっぽう、ニッポンの政体(主に官僚と野党。あべぴょん政府、代議士は”役者”。ここまでステルス誘導してきたあべぴょんも、そろそろ辞任か?、という噂もちらほら。)、ピンハネ利権パラダイスを夢想する、メインストリーム・ニッポンジンは、フィッシュ。いわゆるカモ。利権どころか、これから用意されるのは、くっさいShithole。
ホンネとタテマエの世界では、政治家というのは、言ってることとやってることと思ってることを意識的にズラすのが、力量。
トランプは目的のため手段をずらすのが、上手い。覇道に対し、覇道を返すのが、神業的に上手い。名前からして、政治の場でポーカーをプレイしてるのだろう。
私個人としては、もはや世界の邪魔者でしかないニッポンのステルス共産主義メインストリーム利権勢力は、まとめて消滅するがよい。という感想ですね。無慈悲なる殲滅を、願います。こっちに迷惑かけんなよ。南無。